はじめに
初めてのクルーズ旅行では、
- 何を持っていけばいいの?
- 飛行機や普通の旅行と何が違うの?
- 持っていかなくても大丈夫なものは?
と、持ち物で不安になるかもしれません。
この記事では、実際のクルーズ経験をもとに、初心者の方が安心してクルーズを楽しむための持ち物を、
- 必須
- あると便利
- 不要
に分けて分かりやすくまとめました。
この記事でわかること
- クルーズ旅行で必ず必要な持ち物
- 船内・寄港地であると助かる便利アイテム
- 意外と持っていかなくていいもの
- 荷物を増やしすぎないための考え方
「何を持っていけばいいかわからない」という不安を解消し、安心して準備を進めるお手伝いができたら嬉しいです。
持ち物以外にも、初めてのクルーズで不安になりやすいポイントをまとめた記事もあります。
【必須】クルーズ旅行に絶対必要な持ち物
パスポート・渡航書類
- パスポート(有効期限に注意)
- クルーズの乗船書類(eチケット・乗船券など)
- ビザが必要な国に寄港する場合は、その関連書類
クルーズでは、チェックイン時に船側でパスポートを預かる(回収する)ケースがあります。
そのため、パスポートのコピーを用意する、またはスマホで写真を撮って保存しておくと、万が一の確認時にも安心です。
クルーズ旅行に向けてパスポートを準備する際の注意点は、こちらの記事で詳しく説明しています。
クレジットカード
多くのクルーズでは、船内での支払いはクレジットカードによる一括精算が基本です。
事前にオンラインでカード登録をしていても、登録情報の不備やカード会社のセキュリティ判断により、乗船後に再登録を求められることがあります。
そのため、事前登録を済ませている場合でも、実際のクレジットカードは必ず持参すると安心です。
また、外国の港に寄港した際も、クレジットカードがあれば現金を両替せずにそのまま買い物ができる場面が多くあります。
VISAまたはMastercardであれば、ほとんどの場所で問題なく利用できるでしょう。
ただし、日本のクレジットカードはセキュリティが厳しいため、外国扱いとなるクルーズ船内や海外で決済が通らないというトラブルも少なくありません。
そのため私は、クルーズに行く際は、発行会社の異なるカードを2枚以上持って行くようにしています。
クルーズ旅行でクレジットカードを使う際にありがちなトラブルや注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
スマホ
近年、多くのクルーズ会社が専用アプリを導入しており、
- 船内エンターテインメントのスケジュール確認
- レストランの予約
- 飲食物のデリバリー注文
- 船内会計の請求書確認
- フロントへの問い合わせ
などを、アプリ上で行えるようになっています。
スマートフォンをお持ちの方は、ぜひこれらのアプリを活用してみてください。
クルーズ専用アプリは、無料の船内Wi-Fiに接続するだけで使用できるため、アプリ利用のために有料Wi-Fiを購入する必要はありません。
一方で、普段あまりスマホを使っていない方が、クルーズのためだけに新しくスマホを購入する必要はないでしょう。
従来どおり、船内新聞や電子パネルでスケジュールを確認することもできますし、レストランやフロントに直接行って対応してもらうことも可能です。
<スマホアプリ 記事作成中>
スマホ充電ケーブル
基本的には、日本で使っている充電ケーブルで問題なく使用できます。
ただし、念のため対応している電圧(ボルト数)を確認しておくと安心です。
日本の家庭用コンセントは100Vですが、クルーズ船内では、見た目は同じ日本式のコンセントでも110Vになっていることがあります。
多くのスマホ用充電ケーブルやアダプターは「100〜240V対応」となっているため、手持ちのものが110Vにも対応しているかを出発前に一度チェックしておきましょう。
<船内の電圧・コンセント 記事制作中>
歩きやすい靴
船内でも寄港地でも、意外と歩く場面が多いため、歩きやすい靴は必須です。
日中の船内や寄港地観光では、スニーカーや運動靴など、履き慣れた靴を選ぶと安心でしょう。
一方、夕方以降にドレスコードがスマートカジュアルやフォーマルになる時間帯には、女性の場合、ヒールのある靴を履く方もいるかと思います。
ただし、船は揺れることがあり、船内には小さな段差も意外と多いため、足元には注意が必要です。
何より大切なのは、安全にクルーズを楽しむこと。
無理に慣れないヒールを履くよりも、フラットシューズなど、安定感のある靴を選ぶ方が安心です。
私はいつも、かさばらず、スマートカジュアルにもフォーマルにも使える靴を1足、スーツケースに入れるようにしています。
【あると便利】持っていくと快適さがアップ
海外旅行保険の書類(保険証書・補償内容の控え)
日本発着クルーズでも、寄港地が海外になる場合は、海外旅行保険の書類を持っていくと安心です。
船内には医務室が用意されていますが、扱いは海外医療となるため、日本の健康保険は利用できません。
そのため、受診すると基本的に全額自己負担になります。
費用の目安としては、簡単な診察だけでも150ドル(約2万2,500円)前後かかることが多く、夜間や緊急対応の場合は時間外診察料が加算されます。
さらに、治療や薬が必要になると、想像以上に高額になることもあります。
海外旅行保険は数千円〜1万円程度で加入できるものが多く、万が一医務室を利用することになった場合でも、保険に入っていれば金銭面の不安を大きく減らすことができます。
保険自体は事前に加入しておくだけでOKですが、保険証書や補償内容がわかる書類を紙で持参しておくと、いざというときにスムーズです。
また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用する予定の方も、
- 保険が自動付帯か利用付帯か
- 補償の範囲や金額
- 保険金請求の方法
をあらかじめ確認し、証券番号や連絡先がわかる書類を準備しておくと安心です。
使うことがないのが一番ですが、持っているだけで気持ちに余裕が生まれるアイテムとして、海外旅行保険の書類は準備しておくことをおすすめします。
海外旅行保険について、詳しくはこちらの記事で解説していますので、不安な方はぜひ目を通してみてください。
<海外旅行保険 記事作成中>
病歴・手術歴・服用中の薬・アレルギーを日英でまとめたリスト
万が一、船内の医務室で診察を受ける場合、必ず問診票を記入する必要があります。
問診票には、主に以下のような項目が含まれます。
- 病歴
- 手術歴
- 服用中の薬
- アレルギー(食べ物・薬などすべて)
いざという時に、これらを記憶だけを頼りに正確に書くのは意外と難しいものです。
また、医務室には必ずしも日本人スタッフがいるとは限りません。
そのため、日本語と英語の両方でまとめたリストを事前に用意しておくと安心です。
このリストがあれば、問診票の記入にかかる時間を短縮でき、診察までをスムーズに進めることができます。
薄手の上着
船内は冷房が効いていることが多く、特にレストランやシアターなど、長時間同じ場所に座る場合は、薄手の上着があると重宝します。
スマートカジュアルやフォーマルの時間帯にも使える、薄手のカーディガンやスカーフを1枚用意しておくと安心です。
履きやすいサンダル
ホテルでは館内用のスリッパが用意されていることが多いですが、クルーズ船では置かれていない場合があります。
また、仮にスリッパがあったとしても、客室の外を歩いたり、プールやビーチなど水に濡れる場所へ行くのには向いていません。
そのため、部屋履き・船内履き・濡れる場所用として、ビーチサンダルやクロックスなどの履きやすいサンダルを用意しておくと便利です。
100円ショップで購入できるようなEVAサンダルでも、十分使いやすいと思います。
貴重品バッグ
船内の移動や寄港地観光では、必要最低限の荷物だけを持って行動する場面が多くなります。
そのため、パスポート・スマホ・飲み物などが入る程度の小さめのバッグがあると重宝します。
ショルダーバッグや斜めがけできるタイプであれば、両手が空いて移動しやすく、観光中も安心です。
酔い止め・常備薬
酔い止めは船内で購入することもできますが、船酔いが心配な方は、あらかじめ飲み慣れた薬を用意しておくと安心です。
また、医務室に行くほどではないものの、
少し風邪気味だったり、頭痛や腹痛がある場合に備えて、飲み慣れた風邪薬や痛み止めを持っていくのもおすすめです。
医務室で薬を購入することも可能ですが、外国仕様の薬になることが多いため、よくある軽い症状であれば、常備薬で対応してしまうのも一つの方法です。
晴雨兼用の折り畳み傘
寄港地では雨が降る可能性があるほか、夏のクルーズ旅行では強い日差しの中を歩いたり、屋外での乗下船や出入国審査の列に並ぶこともあります。
晴雨兼用の折り畳み傘を持っておけば、雨対策だけでなく日差し対策にもなり、熱中症の予防にも役立ちます。
1本あるだけで、寄港地観光をより快適に楽しめるでしょう。
洗濯グッズ
10日間以上の長いクルーズでは、船内のコインランドリーを利用することがあるかもしれません。
洗濯用洗剤は液体・粉末どちらでも使えますが、1回分ずつパックになっているタイプが便利なので、私はいつも持って行っています。
洗濯ネットが必要な方は持参すると安心です。
洗濯以外の場面でも、下着や小物をまとめる袋として使えるため、スーツケースの中の整理にも役立ちます。
なお、乾燥機を使えば、物干しロープや洗濯バサミを持っていく必要はありません。
【不要】持っていかなくても困らないもの
大量の現金
船内の支払いは、登録したクレジットカードでまとめて清算できます。
また、寄港地でもクレジットカード決済が主流なことが多く、現金を使う場面はそれほど多くありません。
外国の寄港地で現地通貨に両替する場合も、クレジットカードが使えない屋台や小さなお店で使う分があれば十分でしょう。
クルーズ旅行での現金の使いどころや必要性については、実体験を交えてこちらの記事で詳しくまとめています。
<現金 記事作成中>
ドライヤー
ドライヤーは多くの場合、客室に備え付けがありますので、持参する必要はありません。
また、ドライヤーは使用電力が大きいため、持ち込んだ場合でも
セキュリティチェックで一時的に預かられ、船内では使用できない可能性があります。
※ 乗船時に預けたドライヤーは、下船時に返却されるケースがほとんどです。
タオル
客室やプールサイド、ジムにはバスタオルやフェイスタオルが用意されているため、基本的に自分で持っていく必要はありません。
荷物を減らすコツ
荷物を少なくするためには、まず 船内で用意されているものを把握すること が大切です。
次に、服・靴・バッグなどは 複数のシーンで使えるもの を選ぶようにしてみましょう。
また、「なくても何とかなるもの」はあえて持っていかない、という考え方もクルーズでは有効です。
おわりに
クルーズ旅行の持ち物は、事前に想像しているよりもずっとシンプルです。
大切なのは、「全部持っていく」ことではなく、自分が快適に過ごせるものを選ぶこと。
このリストを参考に準備すれば、初めてのクルーズでも落ち着いて旅を楽しめるはずです。
ぜひ、身軽な気持ちでクルーズの時間を満喫してください。
持ち物の中でも、特に迷いやすい服装については、シーン別にまとめたこちらの記事を参考にしてみてください。






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